織った人、縫った人、袖を通した人たちの想いと時間を感じながら、
新しい容へとリメイクしています

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久々に美術館。ブログも久々・・です。2020.11.09

いきなり生地とパターンの写真ですが、先日ミナペルホネン/皆川明氏のつづく展を観に行ってきました。(兵庫県立美術館)

ミナの洋服が出始めたとき、独自のテキスタイルと残布もくまなく使用してカバンを創られているということがすごく印象に残ったのを覚えています。これはそれを如実に表わされた展示で、パタンナーにとってはくまなくマーキングしていているという、いくら見ても飽きない図です♪ それにカバン二つもしっかり入り込んでますもんね!このまま額に入れておいてもいいくらいです(笑)

このジャケットが、上のマーキングから出来上がったものです。よくよく見ると前の左右打ち合わせの柄合わせ、パッチポケットの柄合わせが見事にされています。パターンをよく見ると、その詳細の仕様がわかりやすくきちんと明記されています。デザイナーとパタンナーと縫製者のやり取りが聞こえてくるようで、見ていて楽しくなってきます。

「そんなことはできない!このフレーズはワクワクする言葉だ」  最近、アスリートのどなたかがよく似たことを言われていました。「むつかしいと言われたら挑戦したくなる」と。なんだか、じんじんと響いてきます。

テキスタイルも、そこからの洋服も素晴らしい数々です。足元にも及びませんが、服づくり、ものづくりは良いなと改めて素直に思えました。

 

 

カテゴリー:うさぎのつぶやき

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