織った人、縫った人、袖を通した人たちの想いと時間を感じながら、
新しい容へとリメイクしています

ようこそ、ゲスト様

「春の素材展で ♪ 」2016.03.01

先週、播州織の素材展を訪問しました。
八月のうさぎでお世話になっている機屋さんも出展されていたので
新作を拝見です。
と、その前に以前のブログでもご紹介させてもらいましたがhttp://usagi-8gatu.petit.cc/banana/2389227
この機屋さんのことを少し。
こちらでは常に新しいものを創られています。
料理に例えると、「こんなの今まで食べたことのないわぁ~」とか
「あの材料でこれができるの~!?」というものに遭遇します。
それは「どこそこ料理です」と説明つかないもののような。。
今回、そんな感じがしました。
八月のうさぎでは そんな中、全く真逆のベーシックなもの、
と~っても美味しい白米、ご飯にあたるものを
使わせていただいてます。
羽衣、ガウチョ、バタフライ等、洋服を中心に活躍しています ♫
手にとっていただいたらわかります。
そう、美味しいご飯なので 後はお漬物と味噌汁で十分なのです(笑)

さて、素材展で。
これはニットではなく
織りなんです。
ウールを縮絨してあります。
私にはどうなっているのか
さっぱりわかりません!!
(笑)
でも、凄い雰囲気が出てます。
こちらは、トップ写真の色違い。
ガラ紡です。
ガラ紡とは・・https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E7%B4%A1
機械で「織る」こと自体が
今までにない料理だそうです。
触ってみると予想に反して
軽やかなやわらかさ。
ガラ紡の裏側です。
糸の持つ良さが
そのまま表現されています。

◆そして。
今回の新しい出会いです ♫
今まで見たことのない麻のバリエーションを数多く開発されている
「あさばん」さんhttp://www.asaban.jp/index.htm
麻のウェディングドレスを染め直して、マタニティに。
その後、また染め直して ドレスに。
その後、染めを繰返して変えていく。。
そして最後には黒くなり、ぞうきんになって土に戻っていく。
そんなお話を興味深く伺いました。
この商品企画をされている方が、麻そのものの雰囲気ある素敵な女性でした。
そうそう。
相方も麻子さんなんで、伝えなくっちゃと思いました(笑)
新たな素材に触発されて3月スタートです(恵)

◆八月のうさぎshop http://www.iichi.com/shop/8gatu-usagi

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「be京都イベント」2016.02.18

be京都の外観です

奥には箱庭

お床も風情ありました

八月のうさぎ

舞妓さんの帯を使用した小物

ユニークな半幅帯

先だっての京都町屋イベントは
おかげさまで無事に終了いたしました!
ご来場いただいた方、be京都さん、
本当にお世話になり、ありがとうございました。
古い町屋の建物を宮大工さんに手を入れていただき
ギャラリーに改装されたこの場所は
古き良きものが、しっくり合う。
また、京都らしい商品も数多く展示されていました。
そして、銘仙襟巻きも、すーっとなじんでいました。
◆be京都さんでのイベントhttp://www.be-kyoto.jp/event/antenna/は
 2,3,4月と3か月クールでして
 3月12日(土)~16日(水)
 4月9日(土)~13日(水)も開催され参加します。(恵)

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「カーネーション」観賞2016.01.12

先日のブログで朝ドラの話になりましたが
私もここ最近は楽しみの日課として観ています。
そう、先日の別珍襟巻き登場の時は終わるやいなや速攻で
「襟巻きみた!?」
と、うさぎ間でメッセージのやりとりが飛び交っていました(笑)
それなのに何故か私は「カーネーション」を見逃していた・・・
お薦めよ~と言われながら2年ばかり。
・・ようやく観終えました。
小篠綾子さん演じる尾野真千子さんの見応えある役どころ。
チャキチャキ関西弁でタンカをきる一面と
それとは対極で心の中での自問自答する深い人物像。
戦前戦中戦後と生き抜いていく、たくましさと力。
何より感動だったのは、踊り子たちのドレス注文が殺到し
どうにもこうにも時間が足りないので
踊り子に直接生地をあててその場で裁断しながらドレスを作っていく様子。
それ、立体裁断ですやん!!
私、圧倒されました。
そしてその脇でいつも足踏みミシンが登場していました。

   * * * * *
私事ですが、かれこれ3年前 ミシン修理を出した店に
アンティークミシンが置いてあったことから、どうしてもほしくなり
今は亡き母方祖母が持っていたことを思い出し
親戚から足踏みミシンを譲ってもらいました。
祖母は跡取り息子がいない三姉妹の長女で
親の決めた結婚が嫌で、家から離れ
ミシンを教える仕事をしていたそうです。
そんな祖母を呼び戻すために、当時高価だったミシンを
祖母の親は購入したのでした。
(その購入資金は、日露戦争で亡くなった祖母の叔父の弔慰金だったそうです)
祖母が亡くなってから30年近く。
その後はほとんど使われていなかったミシン。
ていねいに分解掃除をしてもらいました。
カーネーションと同世代を生き抜いてきた祖母とは
あんまり縁深くありませんでしたが
どんな思いでミシンを踏んでいたのだろうかと思いは馳せます。
今なら話したいことが山ほどあるのですが叶うわけもなく・・
なので、せめて今からはもっともっと
悔いなく懸命に生きたいと思っています。 (恵)

◆八月のうさぎshop http://www.iichi.com/shop/8gatu-usagi

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