織った人、縫った人、袖を通した人たちの想いと時間を感じながら、
新しい容へとリメイクしています

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これからの着物は?2021.03.01

先だって橿原の百貨店(奈良)イベントで感じたこと。

平日での日中の来場は60代以降の方がほとんどで、その多くの方が「うちにも着物が沢山あって、どうしようかと思っている・・・」 と同じことを話されていました。本当に皆さん良いものをお持ちで困ってられるんですよね。一番いいのは身内が着てくれたらいいのだけどそうはいかない。業者に引き取ってもらおうと思ったら二束三文であまりにも切ない。そうなんですよね。今の現状は。なのでイベントの時に、あらっこんな風にリメイクしたら良いのね…となって盛上がるのですが、お話で終わることが多いです。涙。このパターンの時には・・

さて自分を振り返ってみたら、6歳上の姉がお嫁入した時は桐のタンスの中にひと通りの着物を揃えていました。当時商売をしていた祖母が初孫だった姉のために心を込めて選んだ着物類がそこには入っていて、今見てもオツだなと思う誂えです。一方私の時は姉より10数年後だったので時代は変わっていて全く用意はありませんでした。ただ夏冬の喪服だけは揃えてもらいました。(まだしつけのままです)

姉と私との差があるということは、今は持て余されている着物がたくさんあるけれど、あと数年たてばそれはなくなっていくんでしょうね・・と、私でもわかります。そんなこんなを感じながら今日も着物のことを想いながらの3月明けです。

神社仏閣や和に触れることが好きです。落ち着くんでしょうね。春はやっぱり気分が開きます♪ さあ気軽に着物を着ましょうか。

ご一緒にいかがですか♪

 

カテゴリー:うさぎのつぶやき

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