織った人、縫った人、袖を通した人たちの想いと時間を感じながら、
新しい容へとリメイクしています

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「七夕の日に」2015.07.09

『軽くて着心地が良くて
ホント羽衣と言う言葉がぴったりのワンピースですね。
細かいところに色んなこだわりが散りばめられていて
ほんとに長く大切にしていきたいお洋服です。
色んな方に着て頂きたいワンピースをまたまた
購入させていただいていいのかなあ~とも思ったんですが
欲しくて七夕の日になんだか買ってみました。・・・』

羽衣ワンピースは去年の春から取りかかって
4~5回試作をしてようやく作品になったのは秋も終わりの頃。
オリジナルの生地を使い、
2人のこだわりをいっぱい詰め込んだ、初めての大作。
万人受けするものでないことは承知の上だった。
だから、Xさんに見つけていただけたのは本当に幸運。
『1月13日、結婚記念日に思い切りました』。
そんな素敵なメッセージが添えられていた。
それから半年、
七夕の日に、Xさんから色違いにご注文が。
メッセージからは、とても大事にしていただいていること、
気に入ってくださっていることが伝わってくる…
『・・・知らない方から素敵ですねってよく言われるんですよ。
ついつい私も嬉しくなって山梨にお店があって。。。。。
と説明したりしてしまいます。』
きっと、声をかけたくなるような、
雰囲気のある素敵な方に違いない…と想像が膨らむ。

さて、
先日ブログに載せた「薄氷」の反響がよかった(?)ので…
七夕の茶会がありました。
その日のお菓子「願い笹」と床の間です。
私の先生は、創作柿渋作家という別の顔をお持ちの方で、
伝統を大切にしながらも、独自のセンスを取り入れた
お道具使いや飾り方をされる。そこが楽しいし、勉強になる。
え、こんな使い方もアリ?っていうのが、普段の暮らしにも参考になる。
天の川に見立てた布は先生の作品で、
地元・山梨の葡萄、巨峰で染めた大判ストールです。(麻)
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