織った人、縫った人、袖を通した人たちの想いと時間を感じながら、
新しい容へとリメイクしています

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ちょこっと休憩 ♪ 「 貯古齢糖 」2018.02.22

銘仙探求、続いていて
あらら〜 アタマ疲労です(^_^;)
そこで、ちょっとひと息 ♬
秩父で見つけた銘仙貯古齢糖(ちょこれいと)をご紹介
めちゃくちゃイケてるパッケージ
これ、抜群に美味しいそうです♡♡♡
美味しいそうですって言うのも
実は私、まだ頂いていませんで
この綺麗な模様をパリンとするのがもったいないくて…
眺めているだけでいいかな なんて思ったりしながら…
でもこれ、大きさにしたらちょいとお高めだったんですが
抜群に美味しいそうです(笑)
これはホワイトチョコレート
あと、抹茶、ブラック、ミルク味とありました ♪
食してはいませんが、おススメいたします!
( スィーツ通の友人が絶賛 (^-^)v )

カテゴリー:うさぎのつぶやき

【 伊勢崎銘仙 】2018.02.20

伊勢崎銘仙は、経糸、緯糸にも型紙を使って
模様を染めて作る「併用絣」で織られています
写真の↑ 銘仙端を少しほどいてみたら
タテもヨコも染められているので
それを織り上げた柄は
はっきりしたものに仕上がっています
また併用なので、絣のズレがより特徴となっています

これは私の銘仙デビューでして
実家の着物ダンスから見つけた
母が若かりし頃着用していたもの
残り布も一緒に保存してあり
その生地端にハッキリ
併用と明記 ♪
愛おしいもののひとつです

こういう織り方も伊勢崎
パッと見、私はわかりませんが
産地や通の方はすぐに
伊勢崎銘仙と判断されます
そう、
刻印にしっかり「伊勢崎織」

← こちらは
伊勢崎らしい銘仙
色柄がハッキリしているし
絣もしっかり表れています
この刻印は今の書き方で左から明記
それ故、戦後昭和の比較的
新しいものかなと思われます

カテゴリー:銘仙

【 秩父銘仙 】2018.02.16

明治41年に、秩父の坂本宗太郎氏が解し捺染の特許を取得し
その後の解し織発展の礎となりました
解し捺染の発明は、研究に研究が重ねられ
その後、大正末期~昭和初期にかけて全国津々浦々
模様銘仙が一斉風靡したのでした
わずか80~100年ほど前のことです
☆ 銘仙には産地ごとに織りの特徴があるのですが
解し捺染のをシンプルに織り上げている秩父銘仙を
今日は ワタクシの見解でご紹介します ♪
秩父銘仙は経糸 (たていと) に型染めをして
補色の緯糸(よこいと)を織っていきます
つまり、経糸は柄があり、緯糸は一色ということです
糸の重なり角度によって、秩父銘仙は玉虫効果がより見られます
柄としては植物柄が多いようです
さて、具体的に見ていきましょう~!

◆ 玉虫光沢があるので
これは秩父銘仙かなと思っていたら
生地端に「ちち父」と読める
刻印を発見!
(写真クリックして拡大で見てくださいね!)
経糸は模様捺染されており
緯糸は補色の一色です

◆ これも光沢があるので
経糸緯糸をちょっと解いてみると
経糸はこんなに鮮やかな色合い
緯糸黒で、インパクトあるザクロが
表現されています

◆ これらも光沢と柄の出方を見たら
秩父銘仙だろうなと
自己流で判断
今まではあまり糸色の出方まで
気にしてなかったけど
こうやって見ていくと
様々な工夫が相詰まっているんだなぁ!
と、しみじみと実感です

カテゴリー:銘仙

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