織った人、縫った人、袖を通した人たちの想いと時間を感じながら、
新しい容へとリメイクしています

ようこそ、ゲスト様

「せっせと縫って、銘仙をいただく」2016.05.23

イベント期間中、実際に商品を見てもらい
オーダーをいただいたのと、
ネットで見てもらっただけなのに、これぞと思ってくださり
バタフライスカートにご注文くださった方の制作が重なりました。
(雰囲気だけでご注文された、その勇気に頭さがります!)
そんなかんやで、先週は縫い縫いの毎日。
本当にお待たせいたしました!

鮮やかな銘仙らしい銘仙

子供用に仕立て直された袖口に            判がチョイ見え

その中の一人から
「先日、実家の倉庫を掃除していたら銘仙らしき着物があったのでいらないかしら?」
と連絡をもらい、いそいそと出向いていった私です。
実はこの友人も高校時代の同級生♫
当時はあまり話したことがなかったのに
お好み焼きをつつきながら話は尽きませんでした。
もとい
いただいた銘仙たちは上質なものばかり。
聞けば彼女のお母さんの着物で
お母さんは材木商のお嬢さまだったそうです。
子供用に仕立て直してあるもの、洗い張りして縫い直してあるもの、
どれもしつけが付いていて、丁寧に大事に今まで残っているものでした。
銘仙のおかげで、話が咲いたひと時は楽しかった~。

左側の紋モノグラム柄。
大島風にも見えるのですが、おそらく銘仙かなと。
かの、ルイヴィトンのモノグラムはジャポネズムの影響を受けていると言われています。
それを彷彿させるようなこの銘仙は地色も黒ではなく、黒にあくまでも近い濃紺ともいえない黒のような色。
銘仙を見つけて、「ああ、声かけてみよう」 と思ってもらえたその気持ちにありがとうです!(恵)
◆八月のうさぎshop http://www.iichi.com/shop/8gatu-usagi

カテゴリー:制作日記

スタイル2016.05.15

銘仙で洋服を作りたい、と思った時、
「こんなふうにできたらな」とひそかに参考にしていた作家さんがいた。
でも、今の八月のうさぎとそれは全然違う。
いつの間にか、少しずつ自分たちの「スタイル」が
できてきたんだなぁ…と思い嬉しくなった。
銘仙パッチワークはそのひとつで、
初期の頃は2種類選ぶだけでも苦労していたが、
センスもスピードも格段にレベルアップしていると思う。
同系色、モノトーン、カラフル…2人の好みが違うのも、
バリエーションの幅を広げている。
1+1=2ではなく、3にも4にも、
時には10にもなるのが二人のいいところ。

もうひとつ、八月のスタイルとして定着してきたのが
銘仙と、他の生地とのコンビネーション。
この銘仙の相手選びが、じつは想像以上に難しい。
とくに、生地について知識も経験も浅かった私は、
たとえば「無地の生成りの麻」といったら
どれもそれほど差はないと考えていた。
だったら値段の安い方でいいじゃないか…と。
それで、初期の頃に大失敗の経験があり、
布にも「格」があることを知った。
銘仙は庶民のきものだけど、そこはやっぱり絹。
それなりのお相手としか幸せになれない。
裏地に、きものや羽織の裏を使うのも同じ理由。
もちろん「もったいない」からでもあるけれど、
合わせてしっくり来るのが一番大きい。
迷いながら、悩みながら、
スタイルのあるものをこれからも作ろう。(麻)
◆八月のうさぎshop http://www.iichi.com/shop/8gatu-usagi

カテゴリー:うさぎのつぶやき

「イベントのあれこれ~」 その22016.05.09

<東急ハンズ東京店・梅田店>にて
相方のてんつくりんShop の作家さん
「 kipochic 」キポチック さんの紙ものは
目を惹く楽しい色彩とデザイン♪
多くの方が手にとられていました。
見ているだけで心弾むものを作られている作家さんは
八月のうさぎのロゴをはじめ
ショップカード、下げ札をも作成してくださっている方なんです♫

★うさぎの形
★文字の種類
★銘仙を並べたバランス
何もかも絶妙で
どれだけ眺めていても飽きることありません!
最近の商品には下げ札が付いていますので
どうぞご覧くださいね。(恵)
◆八月のうさぎshop http://www.iichi.com/shop/8gatu-usagi

カテゴリー:イベント日記

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