織った人、縫った人、袖を通した人たちの想いと時間を感じながら、
新しい容へとリメイクしています

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立春を迎えて2021.02.03

またまたご無沙汰です。昨年終盤から立続けに銘仙イベントに参加させてもらい、こちらはご無沙汰となり何ともアンバランスな状況です・・・

有難いことに立春という季節の変わり目は、気持ちも改めるもってこいの機会でまた励んでいきます!

そうでした。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!!

昨年後半からアンティーク着物の銘仙は、本当にタイミングよく新鮮な柄にに出会うことが出来、その度にくるりんとアタマが回ります♪

鮮やかな色使い、大胆な柄ゆき、今の様に最新設備がある状態でない中、創意工夫と熱量が詰まって織りなされた銘仙はいつ見てもパワーが伝わってきます。なので銘仙を扱うとどっぷりこの世界に、おっとっとと、はまってしまいます。でも不思議なもんで甘いものばかり食べていたら、次は辛いものが食べたくなるように、今度は重厚な作り込んだものを製作していきたいと感じている私がいます。

さて、こちらの留袖は友人の親戚の方のものを昨年末に譲り受けました。正統派の古典柄で、見ていると安心感があります。本当に良いものなので、真摯に扱いをさせてもらいたい姿勢に自ずからなります。

今年は着物ドレス(ワンピース)のプロトタイプを何点か製作して、カスタマイズしていきたいと計画しています。

こちらも、どちらもどうぞよろしくお願いいたします!

 

カテゴリー:うさぎのつぶやき

帯ビスチェドレス  ~9月を振り返って2020.11.15

先日、兵庫県西宮市にある廣田神社でドレスの撮影をいたしました。完成したのは9月だったのですが、なかなか撮影のタイミングが合わず、10月末の少し紅葉が始まった頃にGOとなりました。色づき始めた木々にドレスをより惹きたててもらえて良かったかな♬

ここ廣田神社は、阪神タイガースがいつも優勝祈願されるところで、境内にはタイガースの祈願絵馬などが多く見受けられます。

落ち着いてしっとりとした雰囲気のこの場所に、和のドレスがすんなり溶け込むのは言うまでもなくでした^^

さて、本題のビスチェはこの深い光沢のある緑の帯から製作させていただきました。帯からビスチェは初めての上、依頼者の方はスタイル抜群、さらに7号ボディよりもウエストは細くオリジナルボディを作成しました。何回かのフィッティングにも丁寧に対応していただき、宣伝用撮影にも快諾いただき、ブログでのお披露目をさせていただいてます。近くホームページアップデートに更なる写真が登場しますのでどうぞお楽しみに!!

そして本当にぼちぼちですが、少しずつ cotaniもアップデートしていきます。

カテゴリー:制作日記

久々に美術館。ブログも久々・・です。2020.11.09

いきなり生地とパターンの写真ですが、先日ミナペルホネン/皆川明氏のつづく展を観に行ってきました。(兵庫県立美術館)

ミナの洋服が出始めたとき、独自のテキスタイルと残布もくまなく使用してカバンを創られているということがすごく印象に残ったのを覚えています。これはそれを如実に表わされた展示で、パタンナーにとってはくまなくマーキングしていているという、いくら見ても飽きない図です♪ それにカバン二つもしっかり入り込んでますもんね!このまま額に入れておいてもいいくらいです(笑)

このジャケットが、上のマーキングから出来上がったものです。よくよく見ると前の左右打ち合わせの柄合わせ、パッチポケットの柄合わせが見事にされています。パターンをよく見ると、その詳細の仕様がわかりやすくきちんと明記されています。デザイナーとパタンナーと縫製者のやり取りが聞こえてくるようで、見ていて楽しくなってきます。

「そんなことはできない!このフレーズはワクワクする言葉だ」  最近、アスリートのどなたかがよく似たことを言われていました。「むつかしいと言われたら挑戦したくなる」と。なんだか、じんじんと響いてきます。

テキスタイルも、そこからの洋服も素晴らしい数々です。足元にも及びませんが、服づくり、ものづくりは良いなと改めて素直に思えました。

 

 

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