織った人、縫った人、袖を通した人たちの想いと時間を感じながら、
新しい容へとリメイクしています

ようこそ、ゲスト様

「 春先 銘仙 ♪ 」2018.03.09

相方が見つけてきた銘仙
うれしい紫と花 ♬
早速洗濯して
制作過程に追加です
《秩父銘仙》

カテゴリー:銘仙

【 足利銘仙 】2018.02.27

ひと息ついて
今日は 足利銘仙の特徴を!
秩父では、タテ糸に柄を染めた 解し織
伊勢崎は、タテ糸ヨコ糸共に染めた 併用織
そして、足利銘仙は
タテ糸柄の解し織に、所々ヨコ糸も染めが入っている
半併用が特徴です
面白いです!
この半併用は、具体的に説明してもらって
ようやく理解出来た次第です(^_^;)
銘仙の発展と共にそれぞれの産地で
あれこれ考え出された織り方
柄の斬新さに織の工夫が絡み合い
より人々を惹きつけるものを産み出されてきたんだなと
様々な銘仙見て思います

左側の銘仙は
下側の柄部分だけが
併用なんですね
耳の所を見てもらったら
そこだけヨコ糸が
もじゃもじゃしています
そして、柄の色がタテヨコ
染まっているので
色がハッキリしており
と、同時に柄ズレの絣が
よく出ています
足利銘仙の半併用です
併用部分は柄がクリアーで
手前に飛出している様子
併用でない箇所は落着いているので全体的に見ると
凹凸感ある立体に見える時もあります
いとおかし
わかってくると、実に面白い
(*銘仙検証は今現在の私観ですので
間違えているかもしれません
ご了承くださいませ)

紫の色が格別な半併用

カテゴリー:銘仙

【 伊勢崎銘仙 】2018.02.20

伊勢崎銘仙は、経糸、緯糸にも型紙を使って
模様を染めて作る「併用絣」で織られています
写真の↑ 銘仙端を少しほどいてみたら
タテもヨコも染められているので
それを織り上げた柄は
はっきりしたものに仕上がっています
また併用なので、絣のズレがより特徴となっています

これは私の銘仙デビューでして
実家の着物ダンスから見つけた
母が若かりし頃着用していたもの
残り布も一緒に保存してあり
その生地端にハッキリ
併用と明記 ♪
愛おしいもののひとつです

こういう織り方も伊勢崎
パッと見、私はわかりませんが
産地や通の方はすぐに
伊勢崎銘仙と判断されます
そう、
刻印にしっかり「伊勢崎織」

← こちらは
伊勢崎らしい銘仙
色柄がハッキリしているし
絣もしっかり表れています
この刻印は今の書き方で左から明記
それ故、戦後昭和の比較的
新しいものかなと思われます

カテゴリー:銘仙

◆グラデーション
◆パッチワーク
◆着物・布
お気に入りをパズルのごとく組み合わせて♪
◇色・素材
◇文様
◇フォルム
絶妙なるハーモニーを追いかけます♪

アーカイブ