織った人、縫った人、袖を通した人たちの想いと時間を感じながら、
新しい容へとリメイクしています

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岡山のこと…2015.04.23

「春風スカーフ」の新作を撮影しました。
地域によっては、もはや「春風」どころじゃないかもしれませんが、
私が暮らしている八ヶ岳の麓は、今まさに春です♪

背景は、祖父母の家からはるばる運んできたガラス戸です。
祖父母の家、つまり母の実家ですが、それは岡山市内にありました。
昭和の初めに建てられた小さな家は、見た目は平凡な町家でしたが、
凝り性の祖父が選んだ床や建具は、なかなか良いものが使ってあったのです。
5年前に祖母が95歳で亡くなって、主がいなくなった家は処分することに。
母はまったく未練なく、それどころか早く片づけたがっており、
古いものが好きな私があれやこれや欲しがるのを驚き、呆れていました。
本当は家を丸ごと宝箱に入れて取っておきたいくらいでしたが、
岡山に引っ越すわけにもいかず、泣く泣く建具だけを救出したわけです。
そのうちの一枚を今、自分の店の内装に使っているのですが、
目ざといお客さまに「懐かしい」「今はこんなガラスないよね」などと
褒めていただくことがあり、そのたびに祖父母のことを思います。
今日はふと思いついて、その前にトルソーを置いて撮影。
型ガラスと銘仙、さすが同じ時代のもの同士、しっくり来るわぁと自画自賛(笑)。

ところで。
私と相方が高校の同級生であるのは以前書いたと思いますが、
じつは「岡山つながり」でもあるんです。
まったくの偶然ですが、彼女のご主人が岡山出身なんですね。
そしてなんと、「墓地」が同じ場所だという不思議な縁が…
祖父母が亡くなってから、
私自身は岡山行きの機会はめったになくなってしまいましたが、
いつか一緒に訪れてみたいと思っています。(麻)
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カテゴリー:うさぎのつぶやき

「きもの市にて  その2」2015.04.18

そして、今回は着用銘仙と合わせて帯も購入~!
銘仙は、少し前の時代のものなので、身丈を測ってみると
現在よりも身長が低い人が相対的に多かったことがわかります。
小柄な方な私でも意外と ちょうど合う丈のものは少ないのです。
先日、初めて着た銘仙も少し小さめだったので
おはしょりも裄も短かったしな。。
この銘仙、大きめ矢羽根の着物はちょうどの身丈。
今まで着物といえばハレのものばかりだったから
ちょっとお気楽でカジュアルに着るのには ちょうどいいかなと思い、
着物に詳しい販売の方に、そんな帯を選んでもらいました。
「半幅で、くしゅっと結ぶだけでいいのよ ♪」
なんて、簡単にアドバイスしてもらいましたが・・・汗汗
そんな時は! → https://www.youtube.com/watch?v=p5MJQ-vbGKc
おたすけマンに頼ることにしましょう~ ♪
(恵)
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カテゴリー:銘仙

「きもの市 にて」2015.04.17

私が住んでいる地域では、年に数回
2~3の団体が、きもの市を開催します。
先日、その1回が開催されました。
その日はそわそわと、開催時間30分前には会場に到着します。
それでも、もう2~30人は並ばれています。
こういうきもの市は、体育館のような広い場所で
着物に関するものが全て出展されています。
着物、長じゅばん、帯、草履、小物、子供用、、等々。
その中で、そんなに多くはない銘仙に絞って探します。
私にとっては、お宝探しのようです。

今回、一番印象に残る銘仙羽織です。
今までは、状態が良いものや汚れがないものを見つけたら
ラッキーだったのですが
これは、ちょっとくたっとしています。
販売の方が 「年季がはいったものよ。昔のものよ。」
と教えていただきました。
詳しくはわかりませんが
銘仙の全盛期の頃からていねいに着てこられ
今まで処分されずに、どこかから渡ってきたものが手元に。。
少し、ながめていたいものです。
銘仙の見方もようやく落ち着いてきたのでしょうか。
今までは、やみくもに近かったな・・と
感じさせてくれた1枚です。
(恵)
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カテゴリー:銘仙

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